Kyo.Prot.N.72/2020
2020年7月7日

京都司教区の皆様

カトリック京都司教区
司教 パウロ大塚喜直

新型コロナウイルス感染症について
ミサ等の休止・再開の措置(その6)

 京都司教区では、ミサ等の再開の措置(その5)5月16日付けにおいて、ミサ等の集会の再開と再休止の判断基準を提示 していました。これに従って、6月からブロック毎にミサ等の集会が再開されています。
 京都司教区のどのブロックも一時は、コロナの新規感染者が発生していませんでしたが、6月末から、 連続して新規感染者が京都府等において発生しています。
 そこで、今後のミサ等の集会を「休止」「再開」するための新しい基準を設ける必要があると判断し、 専門家の意見を聞いたうえで、以下のように基準を設けました。但し、今後の感染状況によって、いのちを守ることを最優先 し、基準を見直すこともあります。

1.ミサ中止の基準
当該地域の直近1週間の新規感染者の合計が7名以上なら、ミサ等の集会を休止しなければならない。

2.ミサ再開の基準
当該地域の直近1週間の新規感染者の合計が7名未満なら、充分な感染予防対策を行ったうえで、 ミサ等の集会を再開することができる。

3. 判断の時期
ブロックの状況に合わせて、主日のミサが行われる直近の木曜日か金曜日に、感染状況をみて判断する。但し、ブロック・地 区の状況によって、近接する地域の状況を見ながら連携・判断する。新たに中止・再開する場合は、本部事務局に連絡するこ ととする。
※ 京都南部地区については近接しているため、ブロックごとではなく、地区として判断する。

4.感染予防対策など
*感染防止対策として、「ミサ等、集会を行うときの守るべき要件」(kyo.Prot.N. 56/2020)を確実に満たし、特に聖体拝領前の司祭・奉仕者・拝領者の手指の消毒を工夫・徹底するようにしてください。
*参加者の名簿を作成するようにしてください(名簿は氏名、連絡先が分かればよい)。
*夫々の条件を充たさない場合は、ミサを行うことは出来ません。
*多くの教会が人数制限を設けています。所属教会以外のミサに参加することがないように周知を お願いいたします。

以上