交  流

本部事務局から

 京都済州姉妹教区交流委員会では相互の訪問を通じて互いの親睦をはかり両国の歴史や文化等に対する理解を相互に深めていきたいと願っておりますので、これから定期的に行われる相互訪問やその他のいろんな企画に積極的にご参加頂ければ幸いです。
 誰もが参加できるアットホームな交流にしていきましょう。

大塚司教からの呼びかけ

 京都教区は、2004年に第10回を迎えた「日韓司教交流」の実りとして、2006年6月7日、韓国の済州教区と「姉妹教区」の縁組みを結び、河原町教会司教座聖堂において調印式を行ない、両教区の交流がスタートしました。

 姉妹教区縁組の意義は、「初代教会から受け継いだ神の民の交わりを深めること」にあります。日本も韓国も2000年のカトリック教会の歴史の中では、宣教の歴史は浅く、また小さな群れです。しかし、この神の民の小さな群れも、神の民の交わりによって「一致と希望と救いのもっとも堅実な芽生え」になることができるのです。その意味で、「済州教区・京都教区姉妹教区」縁組は、大きな意義とまた大きな使命があります。

 京都教区としては、これからの交流のために、「京都済州姉妹教区交流委員会」を設置しました。

また、6月の第1日曜日を「京都済州姉妹教区の日」とし、6月を姉妹教区のために教区全体が祈る「姉妹教区月間」とすることにしました。

 両教区が教区全体のレベルで親密になり、両国の歴史と文化の相互理解を進め、主イエス・キリストに招かれた福音宣教の仲間として共に祈り励まし合いながら、両国をはじめアジアと世界の友好と平和のために奉仕したいと思います。

 どうぞ、京都教区の皆さん、これから済州教区の信徒の皆さんとの交流を始めましょう。
京都教区のホームページを通じて、済州教区からの訪問や、京都教区からの訪問をお知らせします。
皆さんの積極的な参加を願っています。

京 都 司 教
パウロ 大 塚 喜 直